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2008年1月21日 (月)

2号機燃焼試験反省

昨日の燃焼試験ですが・・・
完敗の為、一人で乾杯でした。

酔っ払いながらも、自分なりに原因分析をしてみました。

試験終了後、エンジンの下がケロシンでビチョビチョ状態でした。
これは紛れも無く、燃料が気化していないだけです。
燃焼に必要な混合が得られなかったのでしょう・・・
部屋の中が灯油くさい!

気化しない原因は何か?
ケロシンの沸点は、170~250℃だそうですが、単にその温度が得られなかった為でしょう。私が作った適当な温度センサーによると、ケロシン注入前のブタンガス燃焼段階での排気温度は250℃くらいです。燃焼室内部の温度はもっと高いとしても、ケロシンの沸点からすると、十分な温度とは言えないかも知れません。
燃焼室の温度をもっと上げるためには、ケロシンの熱量が必要です。
でも、ケロシン自体を気化させるためには、温度が足りない・・・
ケロシンが気化しないのには2つの原因が考えられます。
①ベーパーライザー(気化器)の熱変換効率(伝導率)が悪い。
②燃料供給量が多すぎる。

①について
現状の気化器は、銅を想定していましたが、結構もろいので、丈夫で加工しやすい真鋳で作りました。(真鋳製の鍋があるくらいなので、熱伝導率は銅に対してそんなに劣らないとおもっていた)
しかし、熱伝導率を調べてみると、銅385に対し、真鋳109と、3.5倍もの差があるではないですか・・・。これは致命的かもしれません。
という事で、ベーパーライザーの素材は、耐久性の不安はありますが、銅で作り直しです。

②について
燃料をゆっくりと供給してやればいいのですが、燃料ポンプに問題があります。ポンプのメカ負荷が大きいため、ギアダウンのDCモーターでは起動回転数の下限に限界があるんです。現時点で最低回転数は、電流Duty15%くらいなのですが、それでもちょっと供給量が速い様な気がします。

とりあえず、①の対策をして再度燃焼試験にトライ
それでダメだったら、ポンプのチューブを一回り細いタイプに交換して最低流量を下げてやって見たいと思います。

ところで・・・
これまで、Web情報だけを頼って、ジェットエンジンの部品を設計、製作してきましたが、どうにも情報が不足しているのは、ベーパーライザー(気化器)なのです。
デュフェーザー(コンプレッサー)等の写真はあちこちで見かけますが、ベーパーライザーの写真はあんまり見かけません。
どなたか、市販のモデルジェットエンジンのベーパーライザーについて情報お持ちでしたら、ぜひ教えてください。

次の燃焼試験は、今度の日曜日とします!
さすがにケロシン注入は、部屋の中ではできないので、おのずと休みの日のベランダが試験場になります。

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コメント

こちらに所長さん所望のベーパライザーの写真ありますよ~
http://emura.hp.infoseek.co.jp/schreckling.htm

KJ66系の写真はこちらがお薦めです。
http://www.blackhole.it/KJ66/index.htm

投稿: hotty | 2008年1月22日 (火) 午前 10時18分

hottyさん、ありがとね
上側のページは良く見ていて、ぐるぐる式の気化器はココからパクリました。
下側のページは、ずいぶん前に見た覚えがあります。その時はよく見なかったので、ココまで詳細の写真があるとは気づきませんでした。これって、そのまま作ればいいじゃんレベルですねぇ~
でも、ハンドツールでは無理ですがぁ・・・

まずは簡単なぐるぐる式を銅でやってみます!
今週末にできるかな?

投稿: 所長 | 2008年1月22日 (火) 午後 10時55分

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